- 手縫い
- ミシン縫い
今回は、その手縫いについて、糸の通し方から、縫い方の種類や名前と方法、結び方などをまとめていこうと思います。
手芸用品販売店で有名なクロバーさんが動画をまとめてられるので、そちらを参考にしながら書いていきます。
糸の通し方
通常の針
自力で糸を通す

自力で針に糸を通す方法です。
- まず、糸の先を斜めにカットして穴に通しやすくします。
- 次に、ヘアスプレーやマニキュアを使って、糸の先端を固めます。
- そして、針に糸を通します。
ただ、最初はなかなかこれが上手くいきません。
そういう時、以下のような便利な道具があります。
かなり楽に針に糸が通るのでおすすめです。
スレダー(糸通し)で糸を通す
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まず初心者の方が一番裁縫が面倒と思うことの一つが、針に糸を通すことですよね。
手芸用品のクロバーでは、このような便利な糸通しがあります。
糸通しのことを、スレダーやスレッダーと言ったりします。
実際の使い方は、下記の動画にて説明されています。

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セルフ針
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そして、更にこのような便利な針もあります。
針の上部に隙間があるんですね。
実際はこのようにして使います。

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凄く簡単ですね。
糸の結び方 (玉結び)
糸を結ぶのも、初心者の方にとっては難関の一つです。こちらも手芸用品店クロバーさんが、
- 指で玉結びを作る方法
- 針で玉結びを作る方法
に分けて、丁寧に解説されています。

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一本取りと二本取り
手縫いの場合、針に糸を通す方法は二種類あります。「一本取り」と「二本取り」です。
名前の通り、一本取りは、針で布に糸を同時に一本通す方式です。
そして二本取りは、針で布に糸を同時にニ本通す方式です。
一本取り

一本取りは、このような状態で縫っていきます。
糸の片方の先端が結んであり、もう片方の先端は結ばれてません。
通常はこの一本取りで縫っていきます。
二本取り

二本取りは、このような状態で縫っていきます。
糸の両方の先端が一緒に結んであります。
このニ本取りは、丈夫にしたいときに使ったりします。
縫い方
手縫いの縫い方は、以下のようなものがあります。- 並縫い
- ぐし縫い
- 半返し縫い
- 本返し縫い
- 流しまつり縫い
- たてまつり縫い
- 千鳥がけ
- かがり縫い
では、順番に見ていきましょう。
並縫い (なみ縫い)

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並縫いは、一番基本的な縫い方です。
布の裏側から針を刺し、3~4mmの間隔で等間隔になるように縫っていきます。
串縫い (ぐし縫い)
ぐし縫いは、基本的には並縫いと同じです。並縫いと縫う間隔が異なるだけで、ぐし縫いは2mmほどの間隔になります。
半返し縫い

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半返し縫いは、名前の通り半分返して(半分戻って)縫う方法です。
縫い方
- 始点とされる地点の少し先に、布の裏面から針を刺し込みます。
- 次に、始点とした地点に戻り、表から裏に針を差し込みます。
- 次に、1から見て、1と2の間隔の倍の距離くらい先に、裏から表に針を刺し込みます。
- 次に、2と3の真ん中辺りを、表から裏に針を刺し込みます。
- それを繰り返して行きます。
見え方
- 表面は、波縫いのようになります。
- 裏面は、一部糸が重なった感じになります。
特徴
並縫いよりも丈夫になります。本返し縫い

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縫い方
- 始点とされる地点の少し先に、布の裏面から針を刺し込みます。
- 次に、始点とした地点に戻り、表から裏に針を差し込みます。
- 次に、1から見て、1と2の間隔の距離くらい先に、裏から表に針を刺し込みます。
- 次に、3の地点に返り、表から裏に針を刺し込みます。
- それを繰り返して行きます。
見え方
- 表面は、一直線になります。
- 裏面は、全て糸が重なった感じになります。
特徴
半返し縫いよりも更に丈夫になります。流しまつり縫い

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縫い方
- 一方の布を少しだけ針ですくいます。
- もう一方の布を斜めに縫います。
- そして斜めに最初の布をまた少しだけすくいます。
- それを繰り返します。
見え方
- 表面は、点のようでほとんど糸が見えません。
- 裏面は、八の字のような形になります。
縦まつり縫い

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縫い方
- 一方の布を少しだけ針ですくいます。
- もう一方の布を斜めに縫います。
- そして縦に移動し、最初の布をまた少しだけすくいます。
- それを繰り返します。
見え方
- 表面は、糸が縦に等間隔の形になります。
- 裏面は、糸が斜めに等間隔の形になります。
奥まつり縫い

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縫い方
- 針を2番目に通す布を折り曲げておきます。
- 一方の布を少しだけ針ですくいます。
- もう一方の布を斜めに縫います。
- そして斜めに最初の布をまた少しだけすくいます。
- それを繰り返します。
見え方
- 表面は、点のようでほとんど糸が見えません。
- 裏面も、点のようでほとんど糸が見えません。
特徴
流しまつり縫いの、片方の布を折り曲げたバージョンです。縫い代が隠せるので見栄えが綺麗です。
千鳥がけ

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縫い方
- 交互にそれぞれの布を針ですくいながら、手前に引くように斜めに縫っていきます。
見え方
- 表面は、点のようでほとんど糸が見えません。
- 裏面は、斜めの網目状になります。
かがり縫い

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縫い方
- 2つの布を同時に針ですくいながら、手前に引くように斜めに等間隔に縫っていきます。
見え方
- 表面は、糸が斜めに等間隔の形になります。
- 裏面は、糸が縦に等間隔の形になります。
糸の結び方 (玉止め)
縫った後は、玉止めが必要です。玉止めの方法は、以下の動画で解説されています。

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針にくるくると糸を2回ほど巻き、指で押さえて、針を抜きます。
最後に・・・
今回は- 糸の通し方
- 糸の結び方 (玉結び)
- 一本取りと二本取り
- 縫い方
- 糸の結び方 (玉止め)
最後までお読み頂きありがとうございました。
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