一般的に、人毛は値段も高めで、人工毛はリーズナブルに手に入ります。
そして、人工毛は絡まりやすいです。
通常の髪の毛では絡まないような絡まり方になります。
無理矢理例えると、ハードスプレーで固めて逆毛を立てたような感じです。
自分だけ?ウィッグってこんなに絡まるの?と初めは思ってしまいますが、そんなものです。
では、なぜ絡まるのでしょうか。
人工毛が絡まりやすい理由
人工毛は、合成繊維で出来ており、摩擦や静電気などで絡まってしまうのです。特にロングスタイルの人工毛ウィッグの場合は、それだけ毛が多くなるため、毛と毛の摩擦で絡まりやすくなります。
そして特に冬場は空気が乾燥していてより静電気が発生しやすくなるため、余計に絡まりやすくなります。
なので、絡まることでびっくりしなくても大丈夫です。
絡まったウィッグの対処法
では、絡まったウィッグは、どのようにして絡まりを取るのでしょうか。そこで必要なのがこちらです。
目の荒いコームも通らなければ、まずは以下のようなウィッグ用スプレーをかけます。
絡まりを抑えるケアスプレー
リネアストリア モイスチャーケアエッセンス
ベタつきがなく、静電気防止・消臭効果もバッチリです。
ブライトララ モイスチャーケア
ウィッグのうねりやハネ、においを防止し、不自然なツヤを抑えます。
筆者も使っています。
プリシラ オイルスプレー SPS
こちらはオイルスプレーです。
携帯用の小さいサイズもあるので、最初はこちらのアイテムを購入してみるのも良いでしょう。
コームで梳かす
ウィッグの引っかかりの気になる部分、または全体にスプレーをかけたら、次はコームで梳かしていきます。絡まっている場所は、必ず下側(ウィッグの毛の先端側)から梳かしていきます。
でないと、毛のもつれている部分をさらにキツくもつれらせてしまいます。
そして梳かしにくい場合は、手のひらに適量だけ毛を取り、梳かしていくと梳かしやすかったりします。
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可能であれば、このような目の荒いコームで毛の先端からでも引っかかってしまう場合は、下記のようなテールコームのテール部分を使って、こちらも必ず毛先から梳かしていきます。
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焦らず毛先から梳かしていき、絡まりをほどいていけば、目の荒いコームも通るようになるので、全体を梳かしていきます。
まとめ
このように、人工毛のロングスタイルのウィッグで、特に冬場はかなり絡まったりします。初めは知らなかったりでウィッグの製品を疑ったりしてしまいやすいですが、有名なブランドの人工毛でも、やはり素材的に静電気を起こしやすいので絡まったりします。
まずは、正しいやり方でゆっくりと焦らず梳かしてほどいていけば、元の綺麗な状態に戻る場合が多いので、一つ一つクリアして行きましょう。
最後に・・・
今回は- 人工毛が絡まりやすい理由
- 絡まったウィッグの対処法
- まとめ
最後までお読み頂きありがとうございました。
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2023年02月06日
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